「肩が回らない」「息苦しい」の理由はサイズじゃない?トライアスロン・ウェットスーツの正しい着方と脱ぎ方
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せっかく自分に合ったウェットスーツを購入したのに、実際に着て泳いでみると「肩回りがキツくて疲れる」「胸が圧迫されて息苦しい」と感じたことはありませんか?
実はその原因、スーツのサイズが合っていないからではなく、「正しい着方」ができていないことがほとんどです。
トライアスロン用のウェットスーツは、水の侵入を防ぎ、最大限のパフォーマンスを発揮するために非常にタイトに作られています。そのため、ほんの少し生地に「たるみ」や「引っ張り」が残っているだけで、泳ぎに大きな悪影響を及ぼします。
今回は、本来の推進力と柔軟性を100%引き出すための「正しいウェットスーツの着方」と、レースでタイムロスを防ぐ「素早い脱ぎ方(T1対策)」を解説します。
「肩回りがキツい」の本当の原因
ウェットスーツを着た際、肩が回しにくいと感じる最大の理由は、「下半身からお腹にかけての生地が、十分に上に引き上げられていないから」です。
下半身に生地が余っていると、上半身の生地が下に引っ張られます。その状態で腕を回そうとすると、常にゴムを強く引き伸ばす力が必要になり、結果として肩がパンパンに疲労してしまうのです。
プロも実践!正しい着方の「3つのポイント」
1. ビニール袋を使った「スルッと」テクニック
手足を通す際、スーパーのビニール袋を足先や手にかぶせてからスーツに通してみてください。摩擦がなくなり、驚くほどスムーズに着用できます。また、スーツの裏地を爪で傷つけてしまうリスクも大幅に減らせます。
2. 「股下」に一切の隙間を作らない
ここが最も重要です。足首から少しずつ生地をつまみ上げていき、股下に空間が全くない状態までしっかりと引き上げてください。股下が下がっていると、足の可動域が制限されるだけでなく、上半身のツッパリの原因になります。
3. お腹から胸にかけての生地を「余らせる」
股下を合わせたら、次はお腹・胸の生地を肩に向かって引き上げます。バンザイの姿勢をした時に、脇の下に生地が突っ張らないよう、「少し生地が余ってシワができるくらい」まで上に持ち上げるのが正解です。これで肩の可動域が劇的に広がります。
トランジション(T1)で焦らない!素早く脱ぐコツ
スイムアップ後、なかなかウェットスーツが脱げずにタイムロスをしてしまうのも初心者にありがちな悩みです。以下の準備をしておくことで、数秒〜十数秒のタイムを縮めることができます。
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着用前にワセリン・擦れ止めを塗る: 手首、足首、首回り、脇の下などに「専用の擦れ止め(ワセリンやベビーオイル等)」を塗っておきましょう。着脱がスムーズになるだけでなく、ウェット擦れ(靴擦れのような症状)も予防できます。
※石油系のワセリンはゴムを劣化させる場合があるため、長持ちさせたい場合はウェットスーツ専用の保護クリーム推奨です。 - 走りながら上半身を脱ぐ: 水から上がったら、トランジションエリアに向かって走りながら背中のジッパーを下ろし、腰までウェットスーツを脱いでしまいます。
- 最後は「足で踏んで」脱ぐ: バイクの前に着いたら、片足ずつもう一方の足でウェットスーツの裾を踏みつけながら足をスッと引き抜きます。手で無理やり引っ張るよりも速く、力も入りません。
まとめ:最高のパフォーマンスは「着る瞬間」から始まっている
どれほど高機能なウェットスーツであっても、正しく着用できなければただの「重り」になってしまいます。
3X-SPORTSの【GOLD 3:9 BOOST】や【RED 3:5】は、正しい着方をすることでその「浮力」と「柔軟性」を120%発揮するように設計されています。
ぜひ次回の練習やレースで、今回ご紹介した着方を試してみてください。肩の軽さと、息のしやすさに驚くはずです!